なぜ実家が空き家になるのか?共通する4つのパターン

こんにちは。

一般社団法人 CLC(循環するくらしとまち)代表の山本です。


私はこれまで、不動産や相続の現場で多くの相談を受けてきました。

その中で気づいたことがあります。


それは、

空き家になってしまう家には、いくつかの共通点がある

ということです。


もちろん、最初から空き家にしようと思っている人はいません。

多くの場合、次のような流れで空き家になっていきます。


・親が亡くなったあと、実家をどうするか決まらない

・兄弟姉妹で意見がまとまらない

・遺言書がなく、手続きが進まない

・不動産の名義がそのままになっている


そして最終的に、

「とりあえず今はこのままでいいか…」

という状態になります。


最初は一時的なつもりでも、

時間が経つにつれて家は使われなくなり、

気づけば空き家になってしまう。


ここで、私が実際に経験し、その後相続業界へ転身するきっかけとなった印象的な出来事があります。


京都市〇〇小学校区(人気の学区)で新規の土地を販売したところ、

販売開始の翌日にすぐ成約となりました。


その後、古家の解体のご挨拶で周囲を回ったのですが、

なんと両隣と向かいの家が空き家だったのです。

登記簿謄本をあげてみると、どのお家も昭和中期で名義が止まっている。

つまり、その次の代に相続登記が行われてなかったのです。


売りに出せばすぐに買い手がつくエリアで、

実際に住みたい人もいる。


それにもかかわらず、

家はそのまま動かない状態になっている。


このとき強く感じたのは、

空き家の問題は「需要がない」ことではない

ということでした。


本当の問題は、

手続きや意思決定が止まっていることにあります。


売ることもできない。

貸すこともできない。

お家のポストにはこれでもかというぐらい、

不動産屋の「売ってください」チラシが入っている…

でもどうすることもできない。


つまり、

不動産が“止まってしまう”状態です。


私はこれまでの経験から、

空き家の多くは

相続が起きる前の準備で防げると感じています。


例えば、

・遺言書を作っておく

・家をどうするか家族で話しておく

・不動産の状況を整理しておく


こうした準備があるだけで、

相続後の流れは大きく変わります。


空き家の問題は、突然始まるものではありません。

多くの場合、

何も決めないまま時間が過ぎていくことから始まります。


CLCでは、

相続の生前準備や不動産整理を通じて、

相続で止まってしまう不動産を動かすサポートをしています。


このブログでは、

相続や空き家について、現場で感じていることを

これからも少しずつお伝えしていきます。

一般社団法人 CLC | 住まいと相続の支援・サポート事業

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